スロージョギングはダイエットに役立つ?ゆっくり走る意味をやさしく解説
「少し痩せたい」
「そろそろ運動した方がいいかな」
そう思っていても、
「でも、走るのはきつそう」
と感じる方は多いと思います。
でも、ダイエットのために運動を始めるなら、最初から息を切らして走る必要はありません。
歩くような速さでもいいですし、少し走って、疲れたらまた歩いても大丈夫です。
そんなゆっくりした運動でも、体の中ではちゃんと変化が起きています。
ゆっくり走っても、脂肪は使われています

体を動かすにはエネルギーが必要です。
その材料として、体は主に糖質と脂質を使っています。
ゆっくりした有酸素運動では、脂質もエネルギーとして使われます。
ただし、
「ゆっくり走れば自動的に痩せる」
というわけではありません。
体脂肪を減らすには、食事から入るエネルギーと、生活や運動で使うエネルギーのバランスも大切です。
走ると、筋肉に血液が届きます

走り始めると、脚の筋肉はいつもよりたくさん働きます。
すると、その筋肉へ流れる血液も増えていきます。
血液は、筋肉に酸素や栄養を届けています。
そして、その受け渡しをする場所の一つが毛細血管です。
毛細血管はとても細い血管で、筋肉のすぐ近くまで酸素を届ける役割があります。
届いた酸素を使うのがミトコンドリア
筋肉に届いた酸素は、そこで終わりではありません。
筋肉の細胞の中にあるミトコンドリアが、その酸素を使って体を動かすためのエネルギーを作っています。

わかりやすく言えば、
毛細血管が「酸素を届ける側」
ミトコンドリアが「その酸素を使う側」
です。
この仕組みがあるから、私たちは歩いたり走ったりできます。
続けることで、体も少しずつ変わります
一度走っただけで、毛細血管やミトコンドリアが急に増えるわけではありません。
でも、有酸素運動を続けていくと、筋肉は少しずつ運動に適応していきます。
毛細血管やミトコンドリアにも変化が起こり、体は運動に慣れていきます。
これはスロージョギングだけの特別な効果ではありません。
ウォーキングや自転車など、ほかの有酸素運動でも起こる変化です。
大切なのは、
「ゆっくりだから意味がないわけではない」
ということです。
最初は短くて大丈夫です
前回の投稿で
「まず家を出て、電柱一本分くらい走るところからでもいいですよ」
とお話しさせていただいた内容ですね。
もちろん、それだけで体脂肪が減ったり、ミトコンドリアが増えたりするわけではありません。
まず始めるための一歩です。
歩く。
少し走る。
また歩く。
それを繰り返すところからで大丈夫です。

ペースも、横の人と話ができるくらいを目安にしてみてください。
苦しいほど効果があるわけではありません
ダイエットを始めると、
「もっと頑張らないと」
と思いがちです。
でも、運動をしてこなかった人ほど、
「これならまたできそう」
と思える強さから始めることが大切です。
ゆっくり走っていても、筋肉への血流は増え、酸素が届けられ、ミトコンドリアがエネルギーを作っています。
そのエネルギーの材料には脂質も使われています。
だから、
「こんなにゆっくりでは意味がないかな」
と思わなくて大丈夫です。
歩いてもいい。
途中で休んでもいい。
少しずつ、体を動かす時間を増やしていけば十分です。

