千代整骨院

ぎっくり腰外来Acute low back

ぎっくり腰の対応

西洋では『魔女の一撃』とも言われる、突如として腰に激痛が走るぎっくり腰。

体験した事ある方は分かると思いますが一度発症すると本当に痛くて「びっくり」します。
ちなみにふとした瞬間に急に痛くなるものもあれば、朝起きてなんだか腰に違和感があるなーと思っていたら、 徐々に痛みが強くなって、昼には立ち上がることもままならなくなったという「ゆっくり」発症していくタイプもあります。

そんな突然腰に痛みが出る腰痛を総称してぎっくり腰と呼びます。
(正式名称=急性腰痛症)

すなわち急に腰が痛くなったものは全てぎっくり腰と呼ばれます。

通常の慢性的な腰痛同様、このぎっくり腰にも実はタイプがあります

1つは絶対に病院での診察が必要となる『レッドフラッグタイプ』
このレッドフラッグには骨折、腫瘍、感染症、重度のヘルニアなどが含まれ、徒手による治療は無効ばかりか絶対禁止。
ここの見分けが絶対必要です。

その見分けをした後当院独自の分類で治療方針を決めていきます。

まずは前屈できないタイプ(前屈み不可)
後屈できないタイプ(腰が反らせない)
そして前、後屈共にできないタイプに大きく分類しています。

ぎっくり腰にはコレ!という一辺倒な施術ではなく、 その「人」と「状態」に合わせた適切な施術を行うことで最短最速の社会復帰が見込めるようになります。

もしぎっくり腰になってしまったら避けて欲しいこと。

  1. ①長時間のうつ伏せ
  2. ②お風呂や温泉などで温める
  3. ③マッサージや患部のストレッチ
  4. ④湿布を貼っての様子見
  5. ⑤飲酒

積極的に行いたいこと。

  1. ①氷でのアイシング(もし痛みが強くなったら中止。保冷剤厳禁。)
  2. ②立てそうになかったら横向きで寝る。
  3. ③動かせる範囲は安静にせず動かす。
  4. ④歩けないときは無理しなくていいが、早い段階からの治療。

コルセットはどうしても着けてないと立てない・着けていないと不安な場合だけ装着してください。
常用することで腰の治りはどんどん長引いていきます。

誤解が多く、患者さんに正確な情報を得にくいというのも、腰痛がなかなか改善しづらい大きな要因の一つです。

レッドフラッグでない限り、ギックリ腰は怖くありません。
最短最速の根治を一緒に目指しましょう。